秋葉原殺傷事件、職場への不満引き金か
おはようございます。今朝は昨日とは一変し、晴れて気持ちの良い空気に包まれています。今日一日は梅雨の中休みとなりそうです。
さて、日曜日に起きた秋葉原殺傷事件ですが、娘が東京に遊びに行っていたので、テレビのテロップで事件を知ったときはとても心配になりました。確か原宿に行くと言っていたので、秋葉原には行っていないだろうとは思っていても連絡が取れるまでは胸騒ぎがしました。
若い人が犠牲になり、同じ親の立場から、本当に胸が痛みました。マスコミの取材を受ける遺族の方々は、心の中では泣き叫んでいらっしゃることだと思いますが、「二度とこのような事件が起きないようにしてほしい」などと受け答えされていました。自分ならとてもそんな冷静ではいられないだろうなどと考えながら見ていました。心よりお悔みを申しあげます。
この事件の原因などが少しずつ明らかになってきました。日経新聞から引用します。
秋葉原殺傷事件、職場への不満引き金か 秋葉原に前日顔出す (6月10日 NIKKEI NET)
7人が死亡した東京・秋葉原の無差別殺傷事件で、逮捕された派遣社員、加藤智大容疑者(25)=静岡県裾野市=が警視庁万世橋署特捜本部の調べに「仕事で疲れ、職場にも不満があった」と供述していることが9日、分かった。事件2日前に福井市内で凶器のダガーナイフを購入し、前日にも秋葉原を訪れたことが判明。特捜本部は同容疑者が仕事の疲れや職場への不満から自暴自棄になり、事件を準備した可能性があるとみている。
同容疑者が派遣されていた関東自動車工業の工場(静岡県裾野市)の同僚男性(34)らによると、同工場では6月末に派遣社員を200人から50人に減らす計画があった。同容疑者は自分の処遇を気にしており、事件3日前の5日早朝には出勤直後に「自分のツナギ(作業着)がない」と大騒ぎして無断欠勤するなど精神的に不安定な様子だったという。(了)
犯人の「仕事で疲れ、職場にも不満があった」という供述に注目しました。仕事の疲れというのは肉体的なものをさすのか精神的なものをさすのか、おそらく後者のほうが大きいのだろうと思います。職場にも不満があったと言うが、この職場がどういう環境であったのか、不機嫌な職場となっていたのではないのか、この点はどうなのでしょうか。
もちろん、職場の問題だけではなく、色々なものが積もりに積もって爆発したのだろうと思いますが、もっと明るく活き活きと働きがいのある職場であったのならどうだっただろうかと考えます。(派遣先の職場のことを見て知っているわけではありませんので、責めているわけでありません。)
「二度とこのような事件が起きないようにしてほしい」という遺族の悲痛な叫びに、私たち一人ひとりが応えるとしたら、不機嫌な職場をなくしていく努力をしていくことではないかと思うのです。みんなが明るく朝のあいさつをするなど簡単なことから始めればよいと思います。
勝ち組・負け組などという言葉はやめましょう。負けっぱなしの人生などないと信じ、将来に希望を持って生きるようにしましょう。こういった事件が二度と起きないようにするために何をしたらよいのか一人ひとりが真剣に考えて、自分のできることをしていかなければならないと思います。特別な人が起こした特別な事件ではないような気がします。もはや、誰もが加害者にも被害者にもなりうる世の中になったということだろうと思います。
*)アンテレクト主宰
「サラリーマン勉強島」(勉強して人生を切り開きたい、現役ビジネスパーソンのコミュニティ)というSNSの中、「資格で独立」というコミュニティを立ち上げました。登録は下記URLからできます。
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Posted by etashiro1 at 08:59
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田代さん こんにちは
不機嫌な職場っていうところに反応しちゃいました。
彼が何に対して不満を持っていたのか分かりませんが
残業が多く拘束力も大きな職場だったようですね。
でも これってある意味当たり前かも・・・
すべての人が満足する職場っていうのはなかなか構築できないのですが コミュニケーションや発表の場などを組み合わせて その人にあった活躍の場を設けることが重要なのでしょうね
村上力さんの言う「ご機嫌力」で元気で活力に富む職場を作ってゆこうと感じています。
acbさん、こんにちは。
いつもコメントありがとうございます。
ホント、ご指摘の通りだと思います。
当該職場も、ある意味当たり前の職場だろうと思います。
そして、程度の差こそあれ、このようにすべて世の中が悪いとわめきちらしている自己中心的な人物が増えてきたように感じます。この犯人は極端で、暴発してしてしまいましたが、その予備軍があちこちに潜んでいるのではないかと感じています。それが何かのきっかけで暴発してしまうようなことはこれからも考えられます。杞憂ならいいのですが。。。
私は7月からキャリア・カウンセリングを開始
しますが、当社でも心を病んでいる人材に対して
どれだけの支援ができるか・・・。
心の奥底にあるものをひとまず吐き出すことが
できれば(話を聴いてあげる人がいれば)、この
犯人も違う道があったかもしれません。
独り暮らしの男性派遣社員。
この間の都内マンションで起きた若い女性が犠牲となった異常な殺人もそうでした。
だからといって、派遣社員全体を偏見蔑視することなど決してしてはなりません。
ただ、今回の場合、凶行に及ぶに至った原因のうち職場での問題がどのくらいのウェートを占めていたのでしょうか。
精神の安定と自制は、大人であればあくまで個人の問題と片付けたくもなりますが・・・。
そもそも精神の健康を害しているのであれば、はやりどんな職場にもメンタルヘルスの充実強化が求められるのでしょうか。
犯罪防止という観点からは、私は少し懐疑的なのですが、そもそもやはり挨拶や職場でのコミュニケーションが不足していることは間違いないところでしょう。
今回の事件は、目を覆いたくなるような、いたたまれない事件でした。
いわゆる「できる子」「いい子」の反抗、家族の不調和、ネットでの犯行声明、そして非正規雇用の「格差」・・・時代のキーワードが含まれている、象徴的な事件となりました。
「勝ち組、負け組などない」というくだりを拝見して、本当にそうだと共感します。少なくとも、諦めなければならない命などないと信じています。
自殺の問題もそうですが、無差別殺人にいたる「絶望」の問題は、不安の時代に生きる私たちは避けて通ることができません。人生に絶望せずに前向きに生きていくためには、それだけの信頼に足る社会の再構築と、何よりも自分自身の力を信じること、自己効力感がキーになってくると個人的には考えています。
岩田さん、おはようございます。
いつもコメントありがとうございます。
私もそう感じおります。
だれかいなかったのかと。
よくわかりませんが、もし話を聞いてくれる人がいたら、今回の悲惨な事件を防ぐ最後の砦になったかもしれないと思うのです。
レブンスターさん、おはようございます。
いつもコメントありがとうございます。
職場の問題がどの程度のウエイトを占めていたのか、この点は私も推測の域を超えませんが、何割かはあったのではないかと思っています。
かつてこのような事件が起きた時に、私はこういった犯罪は特定の個人の問題と片付けていましたが、やはりこのような人物を生み出した現代社会の病巣の原因を考え、一人ひとりが正面から向き合って真剣に考えていかなければ、同種の事件はなくならないのではないかと感じています。
難しい時代になりましたね。
熊澤さん、おはようございます。
いつもコメントありがとうございます。
先日はセミナーでお世話になりました。
「自己効力感」ですね。同感です。
それを持つには、人と人とのかかわりが大事だと思います。会社の仕組みの中に、きちんと取り入れたいですね。
希望無き労働環境を放置している大企業や、政府の責任は大きいですね。それに、進学に失敗したらあたかも落伍者と見なす価値観を植え付けている現在の受験だけ、の教育。
この事件をわがこととして受けとめた若者や家庭は多いと思います。
取り調べ調書は警察任せにせず、第三者機関が作成し、公表して、学校などで副読本として詠ませるべきでしょう。
古井戸さん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
貴見に全く同感です。
特に、「取り調べ調書は警察任せにせず、第三者機関が作成し、公表して、学校などで副読本として詠ませるべきでしょう。」は、そのとおりだと思いました。
この事件は歪んだ現代社会の縮図であり、根本的に直していかないと、事件の再発は防げないのではないかと思います。