2008年06月12日

秋葉原殺傷事件〜社会全体で再発防止対策を考える〜

 おはようございます。今朝は、かなりしっかりした雨が降っています。ズボンの折り目がなくなるのが嫌ですね。午後の外出までにやむといいのですが。。。

 日曜日に起きた秋葉原の無差別殺傷事件の衝撃は大きく、昨日も自宅に戻り、テレビのニュース番組を観ていました。今朝の新聞では、日経などはもうあまり触れていませんが、事務所でとっている産経新聞ではかなり紙面を割いていました。

 その中で、この事件に対し私が感じているのと近い記事がありましたので、ご紹介したいと思います。

無差別犯予備軍「心の扉 開かせて」 ▽…政府を挙げた対策(6月12日 産経新聞)

 「ナイフ規制、派遣労働、インターネットの問題など、どういう対策が可能か検討したい」(町村信孝官房長官)。

 泉信也国家公安委員長は心の問題にも踏み込む考えを示した。「ハクチョウを撲殺し、花を傘で打ち払い、今回の事例。社会に傷んだ点があるのでは。社会全体の問題点を探す必要がある」。ただし、「警察だけでできる問題ではない」。

 「若者の疎外感や孤独感を解消してあげなければ無差別犯は確実に増える」と田代氏は警告する。孤独感にさいなまれる無差別犯の予備軍は、ある時期を境に無口になり、何事にも無関心になったりするという。家族や周囲の人がそうした兆候を察知し、「徹底した対話を試み、心の扉を開いてやるべきだ」と田代氏は強調する。

 企業ではメンタルヘルス対策が活発だ。が、臨床心理士などの専門家を置く会社は少なく、まして派遣社員は対象外にされている恐れもある。そうした対策も政府の課題だろう。

 そのうえで帝塚山学院大の小田晋教授(犯罪精神医学)は「教育」をポイントに挙げる。

 「教育の場で、地道に働き、我慢を重ねて初めて自己実現があることをきちんと教えるべきだ」(了)


 因みに、記事の中でコメントをしている田代氏というのは、同姓ですが私ではありません。元検事で旧総理府青少年対策本部参事官を務めた田代則春弁護士です。昭和6年長崎県生まれということで、私の父親と同世代の九州人です。

 田代氏の指摘するように、家庭でも、地域社会でも、そして会社でも「徹底した対話を試み」ることが、重要だと思います。メンタルヘルス対策の指摘もありますが、小手先のものではなく、組織全体の疲弊や病巣を取り除き、社員を元気にするためにはどうしたらよいのかをよく考えたものでなければ機能しないと思います。当ブログでも再三指摘させて戴いているところです。

 そして、最後の小田教授のいう「教育」の問題も重要です。学校でも、権利ばかりを主張するのではなく、社会の一員として義務を果たすことをよく教えてほしいと思います。結局、家庭、学校、地域、会社、それぞれがこのような事件を二度と起こさないために、何をすべきかをよく考えることだと思います。


 *)アンテレクト主宰「サラリーマン勉強島」(勉強して人生を切り開きたい、現役ビジネスパーソンのコミュニティ)というSNSの中、「資格で独立」というコミュニティを立ち上げました。登録は下記URLからできます。
http://www.bstudy.jp/?m=pc&a=page_o_public_invite


*)田代コンサルティングのホームページ ⇒ http://www.tashiro-sr.com/

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