おはようございます。昨日はクライアント先の評価会議出席のため、福岡に出張しました。帰りが遅くなったので、羽田に1泊しいつもとおり8時に出社しました。今回初めて第2ターミナルに隣接するエクセルホテル東急に泊まりました。利便性と施設の綺麗さはまずまずと思います。今後、福岡に加え、札幌、長野、岡山、さらには富山と出張先が増えそうなので、ホテルに泊まることが増えそうです。
サラリーマン時代は、海外出張などもあって、ホテルに宿泊する機会も多かったのですが、枕が変わると眠れない性質でした。今は、昨晩もそうでしたが、問題なく眠れるようになりました。今月は長野(駒ケ根)、札幌、香川(瀬戸内海にある島)に行く予定です。難易度の高いコンサル案件もあり、浮ついた気持ちはありませんが、地方の空気を吸うのを楽しみにしています。
さて、今朝の日経新聞に興味深い記事が出ていましたので、ご紹介したいと思います。
パワハラ自殺で賠償命令 松山地裁、会社の責任認め3100万円(7月2日 NIKKEI NET)
道路舗装大手「前田道路」の社員だった男性=当時(43)=がうつ病で自殺したのはパワーハラスメント(パワハラ)が原因だとして、遺族が同社に慰謝料など約1億4500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、松山地裁は1日、自殺との因果関係を認め約3100万円の賠償を命じた。
高橋正裁判長は、上司による過剰なノルマ達成の強要や執拗な叱責は「違法と評価せざるを得ない」と指摘。「自殺は予見可能だった」として会社の責任を認めた。
パワハラによる自殺をめぐっては昨年、医薬品販売会社員の自殺を労災と認定した東京地裁判決が確定。遺族の弁護士によると、損害賠償を命じた判決は珍しいという。
判決によると、男性は2003年4月に東予営業所(愛媛県西条市)所長に就任。架空出来高の計上などの不正経理をし、発覚した。上司らは是正のため男性に過剰なノルマ達成を強要、「会社を辞めても楽にはならない」などと何度もしかった。男性はうつ病を発症し04年9月、営業所敷地内で首つり自殺した。(了)
*)関連記事
2005年10月29日 うつ病で自殺、労災と認定
http://app.blog.livedoor.jp/etashiro1/tb.cgi/50163438
2005年10月29日付の記事では、この事件に対して次のようにコメントしています。
「この記事を読む限り、かなり悪辣な事案なので、これなら労災と認定されるでしょうし、損害賠償請求訴訟でも勝てると思います。ただ、亡くなられた方が生き返るわけではなく、本人も無念だったと思います。私と同年代であり、胸が痛みます。」
予想通り、損害賠償を命じた判決が出されたのですが、遺族側も前田道路側も控訴する方針だそうです。判決は男性の不正経理が上司の叱責のきっかけだとして男性側に6割の過失があるとして賠償額を算定していますが、遺族のほうでは、この過失相殺の割合が納得できないということですし、前田道路側もおそらく「不正経理の是正のため」に行った指導であるという主張(?)が認められず納得できないということだと思います。
パワハラが始まったきっかけについては男性側にも一定の責任があったとしても、通常の業務上の指導を超えた言動が継続的に認められたのではないかと思います。
パワハラの法律上の定義はありませんが、クオレ・シー・キューブの岡田康子さんは次のように言っています。
・職権などのパワーを背景にして、
・本来業務の適正な範囲を超えて、
・継続的に
・人格や尊厳を侵害する言動を行い、
・就労者の働く環境を悪化させる、あるいは雇用不安を与えること
一つひとつの言葉の意味をしっかりと考えて、パワハラと疑われるような言動がない職場づくりを目指していきましょう!
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