2008年11月12日

早期退職優遇制度が広まる

 おはようございます。今朝もまた曇り空で、寒い朝となりました。さすがに今朝はスーツの上に一枚羽織って出勤しました。

 昨日の慶應MCC「夕学五十講」の内館牧子さんの話は面白かったです。「学び直しのススメ」というテーマでご自身が東北大学大学院文学研究科修士課程で学ばれた経験(2003年〜2006年)をもとに講演されました。内館さんほどの方でも、学問に立脚した持論を展開するためにさらに専門的に学ぶべく大学院に入学したということです。

 色々なお話が一つひとつ心の中に沁み渡りました。最近自分が悩み、感じていたことの一つの解答を得たような気がします。

 さて、現実に戻り、今朝の日経新聞に出ていた記事をご紹介したいと思います。

ルック、希望退職150人募集 正社員の3分の1(11月12日 日経新聞)

 ルックは11日、本体正社員の3分の1にあたる約150人の希望退職者を募集すると発表した。50歳代の女性向けブランドを中心に販売が振るわず、2008年12月期の最終赤字が22億円と、8月時点の予想より21億円拡大する見込み。テコ入れのため来春までに不採算4ブランドを廃止する計画で、これに伴うスリム化を進める。

 募集期間は今月下旬で退職日は12月31日付。合わせてデザイナーなど嘱託社員も本体の3分の1にあたる約80人を削減する。希望退職者には通常の退職金に加え、年齢に応じた特別加算金を支給し、希望者には再就職も支援する。(了)


 このところ、早期退職、希望退職を実施する企業の記事を目にするようになりました。今月に入って、大手企業では、沖電気が満50歳以上または勤続25年以上の同社グループの管理職を対象に300人程度の早期退職優遇制度を来年1月から実施すると発表しました。

 また、その沖電気から半導体子会社を買収したロームも業績悪化に伴い、グループ全体で1000人の人員を削減すると発表しています。このほかにも業績悪化に伴い、若築建設など希望退職を実施する企業が増えてきています。

 すでにバブル崩壊後の不況期に行われたリストラ策により、多くの企業で人員のスリム化が進んでおり、あまり贅肉はないと思いますが、これをさらに削るというのは残された社員にさらなる負担をかけさせることになるのではないでしょうか。メンタルヘルスも悪化するかもしれません。

 会社としては、こういった時期だからこそ、社員とのコミュニケーションを多く取り、必要以上に不安に陥らないようにケアをしていくことが必要ではないでしょうか?「去るも地獄。残るも地獄。」という声があちこちから聞こえてこないように祈っています。


*)田代コンサルティングのホームページ ⇒ http://www.tashiro-sr.com/

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