おはようございます。今朝はかなり冷え込みました。スーツも生地の厚いものを着用し、暖かくして出勤しました。これからどんどん寒くなっていくので、朝がつらくなりそうです。
金曜日は、予定通り「日経経済知力フォーラム」に参加してきました。私が好感をもっているコンサルタント細谷功氏(『地頭力を鍛える』の著者)の基調講演、日本経済新聞社の人材育成事業や日経TESTについてのお話に続いて、「イノベーション人材をどう育てるか」と題してパネルディスカッションがありました。
大日本印刷、パナソニック、富士通の人材育成部門の責任者がパネラーとして話をして下さいました。私が人事担当者として自社の教育研修改革に取り組んだときの考え方と同じような内容で、共感できる部分が多くありました。
さて、今朝の日経新聞に興味深い記事がありましたので、ご紹介したいと思います。
ノジマ 新卒採用5割増 10年春 大手抑制で好機と判断(12月8日 日経新聞)
神奈川県を地盤とする家電量販店ノジマは、2010年春の新卒採用人数を09年春より5割多い300人にする。景気の後退で大手企業などが採用を抑えるため、人材を集める好機と判断した。新店を含め店舗に配置する人員を増やして販売力を高める。
ノジマの正社員は現在約950人。09年春は今春の約2倍の200人を新卒採用する計画。学生が優位な「売り手市場」では、金融機関や大手メーカーなどの人気業種に人材を奪われやすい。ただ、2010年度は採用数を抑える企業が相次ぐと見られ、優秀な人材を集めるチャンスと判断した。
家電量販店はメーカーや通信会社が「ヘルパー」と呼ばれる従業員を店に派遣する慣習があるが、ノジマは自前の店員を増やして「客の立場になって製品を勧められる体制」(野島広司社長)を整える。家電販売が伸び悩む中、人材を厚くしてサービスの質を高め売り上げ増につなげる。
家電量販店は出店・閉店計画に合わせて採用数を決める場合が多く、「まだ固まっていない」(ヤマダ電機)など大手の10年春採用は流動的。上新電機は「09年並み以上」としている。(了)
他が採用を抑制している時期に、採用数を増やして、積極的に優秀な人材を確保していこうということですので、それなりに評価できると思います。
ただ、正社員950人の会社で、今後2年間に500人を新規に採用するという計画は、1年3ヶ月後には正社員の3人に1人が入社2年目までの社員ということになり、「そんな人員構成で本当に大丈夫なのか」という懸念も感じます。
大量に採用して、ろくに教育もしないで使い捨てるようなことのないように、しっかりとした新人教育と労働基準法を遵守するコンプライアンス体制を整えて欲しいと思います。
同社の関係者には、先週金曜日の日経フォーラムのパネルディスカッションを聞いてもらいたかったです。時代を超えて長く続いている会社の人材教育には学ぶべき点が多いと思います。
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