2010年07月12日

新幹線の中で読んだ本のご紹介

 おはようございます。土曜日に大阪から戻りました。大阪では、仕事とももちろんですが、木・金両日ともに、懇親会に参加して、多くの気づきと学びを得ました。

 8日(金)の午後の空き時間は、神戸に行きましたが、雨がかなり降っていたので、山の中腹にある母校に行くのは断念し、三宮に足を伸ばしました。

 30年前神戸で学生生活を始めて、最初に行った「神戸にしむら珈琲店」に入って、当時を思い出しながら、一杯のコーヒーを飲みました。神戸の町並みは、震災をはさんで大きく変わっているはずなのに、コーヒーの味と同じように私の中では変わっていませんでした。

 これから、関西での仕事の予定が入っていますので、いつかはゆっくりと神戸の町を回ってみたいと思います。

 さて、行き帰りの新幹線の中で読んだ本をご紹介したいと思います。アメリカで最も注目されているダニエル・ピンク氏の新著「モチベーション3.0」のほうは、まだ読み切っていませんが、読み物としても面白いです。

 「上司の教科書」のほうは、1年半前に出された本ですが、失敗する上司の5つのパターンがとても共感できました。世の中の管理職のほとんどは、この中のどれか、あるいは複数に該当するのではないかと思います。

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
ダニエル・ピンク (著), 大前 研一 (翻訳)

内容説明
『ハイコンセプト』のダニエル・ピンク最新刊!  停滞を打破する新発想!

〈モチベーション3・0〉とは何か?
コンピューター同様、社会にも人を動かすための基本ソフト(OS)がある。
〈モチベーション1・0〉…生存(サバイバル)を目的としていた人類最初のOS 。
〈モチベーション2・0〉…アメとムチ=信賞必罰に基づく与えられた動機づけによるOS。ルーチンワーク中心の時代には有効だったが、21世紀を迎えて機能不全に陥る。
〈モチベーション3・0〉…自分の内面から湧き出る「やる気!=ドライブ!」に基づくOS。活気ある社会や組織をつくるための新しい「やる気!」の基本形。

21世紀版『人を動かす』はこれだ!!
20世紀の半ば、数人の科学者が、人間には従来とは異なる動機づけもある、と主張するようになった――いわゆる「内発的動機づけ」だ。その後数十年の間、行動科学者はその原動力を解明し効能を説明してきたが、残念なことにビジネスの世界はこの新たな認識を十分に生かしきれていない。組織を強化し、人生を高め、よりよい世界を作るべく、ダニエル・ピンクが科学の知識とビジネスの現場の間に横たわるギャップを埋めた意欲作。
『ニューヨーク・タイムズ』『ワシントン・ポスト』ほか全米大ベストセラー

●本文から 
本書のテーマは、モチベーションである。モチベーションについて信じられていることの大半が、とてもではないが真実とは言えない。ハーロウとデシが数十年前に明らかにした知見のほうがずっと真実に近い。これを本書で示したい。厄介なのは、動機づけについて、多くの企業が新しい知識に追いついていないという点だ。今なお、きわめて多くの組織――企業だけではなく、政府機関や非営利組織も同様に――が、人間の可能性や個人の成果について、時代遅れで検証されていない、科学というよりほとんど俗信に根ざした仮定に基づき運営されている。目先の報奨プランや成果主義に基づく給与体系は機能せず、有害な場合さえ多いという証拠が増えているにもかかわらず、こうした慣行を続けている。さらに悪いことには、このような慣行が学校にも行き渡っているのだ。勉強を「奨励する」ために、将来の働き手である子どもたちを、iPodや現金、ピザのクーポン券で釣っている。何かがおかしい。



上司の教科書 ~「新しい悩み」への処方箋
石山 恒貴 (著)


内容紹介
◎部下を幸せにできる「サーバント・リーダーシップ」こそが、
中間管理職には求められている!

日本的な従来型マネジメンは、通用しなくなりつつあるいま、
新たな管理職受難の時代に解決のヒントを授ける1冊!

自らもプレイングマネージャーとして成果を出さなければいけない重圧、
以心伝心型組織や「仲良しクラブ」的風土の崩壊、
多様な構成員に配慮したマネジメント、
技術革新の速さに伴うスキルの陳腐化、
パワハラやセクハラ、メンタルヘルスへの気遣い……。
マネージャーは、これらに完全対応できる超人的存在を目指すべきなのか?

管理職は確かにいつの時代も多重債務的な困難を抱えてきた。
しかし近年、組織のフラット化が進み、
自らもプレイングマネージャーとして目標数値を
達成しなければならないため、繁忙感は増す一方である。
それでは、成果主義をご破算にし、旧きよき時代に回帰し、
社内旅行や社内飲み会を復活させ、「会社は家族である」と
再宣言すれば、現在の諸問題は解決するのか?
日本企業と外資系企業の現場で、日々発生する悩みと
向かい合ってきた著者が、解決の方向性を指し示す!

◎本書で紹介している失敗する上司のパターン

1指示過信型マネージャー
⇒指示過信型上司のもとでは成長の機会が摘まれてしまう

2自分のキャリアを大切にしないマネージャー
⇒「不必要な転職」や若手社員の早期離職を促してしまう

3無関心型マネージャー
⇒部下は「空気のように扱われた」と感じ、その職場で常に不安を抱く

4マイクロマネジメント型マネージャー
⇒完全主義者で曖昧さを許容できず、部下のメンタルヘルスを不調に陥らせやすい

5以心伝心(ハイコンテクスト)型マネージャー
⇒情報の発信量が不足しているため、部下は指針を得られずに戸惑う




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この記事へのコメント
 田代さん こんにちは
この本にもエドワード・デシの考え方が登場するのですね。
内発的動機・・・・どんなに指示しても 相手が自分の全力を出すかどうかは 「自分の仕事」として
受け止めたときだけですから・・・
決定権は指示される側にあるんですよね

それは自分でやりたいと手を上げたことだとしたら・・・120%だって頑張っちゃいます。

デシ「人を伸ばすちから」を読みました。
http://plaza.rakuten.co.jp/sennjyou3033/diary/201005050000/

この本も読んでみますね。

ポチッ!
Posted by acb at 2010年07月12日 09:10
acbさん、こんにちは。
いつも貴重なコメントありがとうございます。

ご指摘のとおり、デシの考え方が登場します。
内発的動機づけがモチベーション3.0の考え方のベースなっています。

デシの考え方を発展された内容で、さまざまな事例を引用しながら、納得感を得られるようになっています。

Posted by 人事労務屋・田代 at 2010年07月19日 09:40