おはようございます。今日は久しぶりに朝から晴れています。2日続けて飲んだせいかやや睡眠が不足していますが、コーヒーを2杯飲んで、目を覚ましました。
明日は広島に出張、明後日はIC協会の定例セミナーで講演を予定しており、今日の午後はその準備に集中したいと思います。
セミナーのタイトルは「今、人事の世界で何が起こっているのか?」。世間一般の動向に加え、自分の目や耳にしたものをまとめて報告したいと思います。そのうえで、ICとして何ができるのかを考えていきたいと思っています。
さて、今朝の日経新聞に興味深い記事がありましたので、ご紹介したいと思います。
トヨタ、国内営業人員の1割を新興国担当に インド・中国に戦力振り向け(2月22日 日本経済新聞)
トヨタ自動車は約1000人いる国内営業部門の人員の1割を新興国担当に配置換えした。国内は少子化などで成長を見込みにくいため、インドや中国の市場開拓に戦力を振り向ける。新興国ではグループのダイハツ工業がインドネシアに新工場を建設し、トヨタも低価格車の供給を受ける計画。販売面の新興国シフトも加速させ、先行する欧米勢などを追い上げる。
中国やインド、中南米といった新興国市場の開拓を担当する社員は、日本に計200人程度いた。国内販売の戦略立案部門などから100人前後を補充し、新興国の現地販売網の整備や新型車の企画、販売促進策づくりなどを担当させる。
拠点を整備できていない地域も多いため当面は国内に籍を置き、出張などで各地の市場開拓を進める。3月9日に公表する長期経営指針「グローバルビジョン」にも一連の施策を盛り込む。
トヨタは国内で50%近いシェアを維持しているが、新興国では欧米や韓国メーカーより出遅れた。2010年に新車販売台数でドイツを抜き世界4位の市場となったブラジルでのシェアは3%。最大市場の中国でも7%しかない。
巻き返しへ向け、インドでは昨年末に現地生産の小型車「エティオス」(92万〜128万円)を発売した。中国・長春やブラジルでは12年に新工場が稼働する。
ダイハツ工業が13年に建設する新工場からは、80万〜90万円の小型車の供給を受け、アジア市場で中間層の掘り起こしを進める。
新型車の発売などに合わせて担当者を増やし、販売網の拡充やブランド認知度の向上などに取り組む。
国内の新車販売は10年にエコカー補助金の効果で前年比14%増の156万台まで回復したが、過去10年のピークである04年と比べると1割少ない。国内ではハイブリッドカーなど環境対応車を自治体に売り込む担当者を地方ごとにきめ細かく配置するなど、重点地域や車種を絞って販売を強化する方針だ。(了)
国内営業部門の人材の一部を新興国の担当に配置転換させるということですが、そういった人材は新興国で採用し、そこで育成するというのが本来のあり方だろうと思います。
トヨタに限らず、中堅企業でも、新興国市場で今後の生き残りをかけて勝負せざるをえず、(過渡期としては日本の人材を派遣する形であっても、)将来は新興国で採用し、育てるという動きが増えそうです。
現に、今朝の共同通信の記事で、イオンが国内外で1万人以上を採用するという内容がありました。
イオン 国内外で1万人以上採用へ(2月22日 共同通信)
イオンが2011年度から3年間で国内、海外合わせて計1万人以上の大卒クラスの社員を採用する方針を固めたことが21日、分かった。中国や東南アジアで店舗展開を加速させる狙いだ。国内市場が縮小する中、採用増に慎重な小売り・サービス業界では最大規模で、金融業界などを含めても異例の積極的な採用。現地採用の強化とともに、積極的に若手の日本人社員を派遣する。(了)
トヨタやイオン、その他の大手グローバル企業だけでなく、私の製造業のクライアントの中でも、同じことを検討されているところがあり、私自身もグローバル人事のコンサルティングに力を入れていきたいと思います。
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